大江山の見える部屋 | ||
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今日の大江山
2003年1月1日 pm03:25 |
大江山連山
大江山とは一般に 千丈ヶ嶽 を中心とする 赤石岳 鳩ヶ峰 鍋塚 の約8kmに渡る連山の総称で、京都府北部丹後半島の付け根に位置する。
「酒呑童子」を代表とする鬼伝説や田中澄江さんが書いた「花の百名山」などで有名です。 その頂きからは丹後 丹波 但馬の山々が望め、眼下には田園が広がり、それを囲むように野田川町と加悦(かや)町の街並みが見られます。この辺りを加悦谷盆地といい、我が家はここにあります。
千丈ヶ嶽 [鳩ヶ峰から] 大江山の主峰だけあって大江山登山では一番人気。天気の良い休日はススキやささが生い茂る広〜いピークでお弁当を広げる登山者でにぎわっている。展望は西方面は良いけど他方面がいまひとつなのがたまにきず。 千丈の名の由来は修験道の「禅定」からきてるとか。遥か昔は行者の修行の場だったのか? 大江山南側の山麓には「たたら場跡」があるという。大江山の鬼はここでたたらを踏む男達だったとしたら、鬼伝説もそれなりにうなずける話だ。 |
赤石岳 [千丈ヶ嶽から] 十数年前の記憶では、あまり人気がなかったのか山頂までの登山道はほとんど廃道に近かった。最近では道も整備され、登山者も多い様子。 お金を出せば双峰公園(写真左下に見える赤い屋根の近辺)からミニモノレール?に揺られて汗をかかずに登れてしまう。でも管理人が忙しい時はこの乗り物を「自分で運転して登ってくれ」と運転方法を教えられて自分達だけで乗る事もあるとか・・・・たまにエンジンが止まったりして冷や汗をかくらしい。(関係者談) |
鳩ヶ峰 [千丈ヶ池から] 個人的には一番好きなピーク。 他のピークが人でいっぱいでもここは比較的静か。 積雪が多い時は南から東の斜面に向かってスキーが楽しめる。積雪期の最短ルートは大江町千丈ヶ原から。 |
鍋塚 文字通りお鍋を伏せた様な姿をしたピークでこちらも360°の大展望。 積雪期は写真の斜面でスキーが楽しめる。ただし鳩ヶ峰でも言える事は2月中旬から下旬で根雪が締まってからの大雪が降った後が最適。でないとブッシュに悩まされる。 過去のスキー山行2勝5敗。 |
鬼の岩屋 むかし 丹波の大江山 鬼どもおおくこもりいて 都にでては ひとをくい 金や宝をぬすみみいく 酒呑童子ら鬼達はこの洞穴を住処にして夜ごと京の都に出没していたらしい。 |
大笠山 [加悦谷盆地を望む] 東端に位置する大笠山は宮津側から山頂付近まで舗装された道路が延びている。その山頂には航空標識なる巨大な建造物があり、登山者をがっくりさせてしまうのである。大江山の上空は空の交通要所らしい。 |
大江山周辺の滝と渓谷
「日本の滝百選」に選ばれている金引きの滝をはじめ丹後にも有名無名を問わず滝が多くありますが、
ここでは大江山に刻まれた谷にかかる滝を紹介します。
滝までの詳しいルートはメールをいただければお教えいたします。
但し、車から降りて10歩でいける(笑)滝もあれば、足元がかなり悪い道を行く滝もあり、最悪道すらもない滝もあります。
滝見物にいく場合はしっかり足元を整えて、事故や怪我のないように自己の責任でお願いします。
千丈ヶ滝 25m 千丈ヶ原から流れてきた水が岩の割れ目に沿って一気に落ちる。 |
二瀬川渓流 1級河川 由良川 の支流 巨岩奇岩の間をぬう清流が1.6kmほど続く。川沿いには遊歩道も整備されていて、途中にある吊り橋から見る風景もまた格別。 |
雲原不動滝 (仮称) 5m 滝の傍には不動尊が祭られているが正式な滝名は不明。 |
鳴滝 2m 鳴滝不動尊の境内にある。 地元では結構知られた滝で、国道からも注意していればその姿は確認できる。 |
床浦ノ滝 8m 岩の間を落ちる段瀑。 その昔、滝の傍には床浦神社という祠があったらしいが、今は麓の集落に下ろされ、滝だけがひっそりとたたずむ。 トクラノタキと読む。 |
すんがはらの滝 23m 大江山連峰の山腹にまだ見ぬ滝あり 人々は幻の滝という 地元の老人から語り継がれてきた幻の滝が2003年に有志の手で発見された。 いまでは滝見物の為の遊歩道も整備されて誰でも比較的簡単に到着できる。 |
明石谷 不動の滝 15m 立派な祠の後ろにまわると、見上げるほどの岩肌を静かに水が落ちる。 |
不動滝 2m 案内の看板が出来るまで知らなかったが、何度も足を運んだ場所からすぐ傍にひっそりとたたずんでいた。 まぁ滝というには少しさびしいが、、 でも立派なお不動様が祭られている。 |
地形図
1/50000 | 大江山 |
1/25000 | 大江山 内宮 |