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段ヶ峰・倉谷

 

10月14日(土) 晴れ
林道分岐→一ノ滝→倉谷溯行→段ヶ峰→千町峠→林道分岐
A・K君 ちち
播州の名渓を溯行。千町峠から本谷へ下るコース付近の木の伐採にはがっかり。

 

なんだかんだと今回で5回目となる倉谷を、今日が”沢デビュー”のA・K君と一緒に遡行した。

9:41 一ノ滝

 栃原の集落を過ぎて倉谷川沿いの林道を登り、脇の空き地に駐車する。心配した天気も悪くはない。しばらく林道を歩き、落差15mの一ノ滝に着く。滝の落ち口には不動明王(岩に彫ってある)が立っていて、こちらをにらんでいる。いつも思うのだが、いったいどうやってこの巨大な岩をここまで上げたのだろう?
 右側の道を上がって落ち口から溯行開始。傾斜の緩い滑滝を越えるとその上は長い滑床。軽快に進む。

 

二ノ滝手前の5m斜瀑。直登する。

 ゴーロをバチャバチャと進み小滝をいくつか越えると斜瀑が見えてくる。少々肌寒いがシャワーで越えると、パッと視界が明るく開ける。

 

10:20 30m 二ノ滝

二ノ滝すぐ上の10m

またその上15m斜瀑

 二ノ滝に到着。去年の夏、ここまではまさも来た。ここから先はちょっと急なので「もう少し大きくなってからな」と約束したが、いつ来ようか・・・。ここでコーヒーを沸かして大休止。
 二ノ滝は左の岩場をリードする。お日様の光りが背中を照らしポカポカと心地よい。2/3くらい登ると傾斜がキツくなり適度な緊張感がいい。セルフビレイを済ませセカンドを上げる。A・K君もなかなかどうして、グングンと登ってくる。登りきった後の「結構楽しいもんですね!」の一言が「彼を誘って良かった」と思わせる。もしかして彼もこの世界に思いっきりはまるかも・・・また善良な市民を悪?の世界に引きずり込んでしまったようだ・・・

 

11:46 5m 三ノ滝

 二ノ滝すぐ上の滝二つは左を巻き、滑滝をいくつか越えると二俣になる。ここの左から落ちるのが三ノ滝。この上に林道が横切る辺りまで、数十メートルの間を滝が連なる。滝身を直登したり、巻いたりしながら高度を稼ぎ林道の下の「穴」をくぐって上流側から林道に乗り上がる。これが無ければもっと良い雰囲気だろうに・・・。この林道が出来る以前の倉谷は、真の播州一の名渓であっただろう。

 

 林道が横切った後、これでもか!とばかりに小滝が続くのを黙々と乗り越し、少しづつ水量が減ってくると源流域にはいる。水流が無くなって、両側から背丈ほどの笹が覆い被さり、両手でかき分けながら進むとパッと空が開けひざ下までの笹の原っぱに出て、そのまま30mほどつめ上がるとフトウガ峰から段ヶ峰へ続く登山道に出る。この国道を左に進み、12時31分、2組のハイカーが昼食をとる段ヶ峰山頂(1103.4m)に到着。溯行終了である。
 昼食の準備をしていると、また一組のハイカーがやってきた。「あれ!こんな所でこんにちは!」お互いに驚きあう。ご近所に住んでおられる山好きのO氏だ。まったく丹後から離れたこんな辺鄙な所で顔を合わすとは!すごい偶然である。まずは皆でビールで乾杯し、いろんな山の話しをしながら昼食をご一緒する。
 フトウガ峰方面へ引き返すO氏と別れ、千町峠に向かって下山開始。ススキがきれいな笹原を後にし、薄暗い植林の中の急坂を下ると峠のてっぺんに出る。しかし数年前の面影は全くない。付近の木は伐採され林道は拡張されて、工事用のダンプが走り、チェーンソーの音が響く。なんとも悲しくなる光景だ!(;;)いったい何の為の工事なのか?
 倉谷出合いへ向かう登山道を下り(すっかり変わってしまった林道からこの道を探すのに手間取ったが)、伐採された木々で埋まる本谷の渓流沿いを歩いて、朝駐車した林道に到着。ご苦労様でした。

 帰りの温泉は多々良木ダムのすぐ下にあるトロン温泉(350円)に行き、さっぱりする。帰り道の途中、夜久野蕎麦を食べて丹後には18時に到着。