鈴鹿 神崎川 仙香谷〜赤坂谷

 8月4日(くもり時々はれのち雨)
 神崎川取水堰堤(7:10)→仙香谷出合(7:34)→赤坂谷(遡行終了10:20)
 山中徘徊後往路を下山
 Y・T氏 京やん ちち
 さすがは鈴鹿。想像した以上に美しい谷だった。 
 隣の谷を下降予定だったが、ルートを探し出せずに往路を下降。



仙香谷に入ってすぐの淵。もちろん泳ぐ。
 連日の猛暑に疲れ果てた心身を癒しに、白い花崗岩が美しい鈴鹿の谷に泳ぎに行こうと前夜7時過ぎに丹後を出発。途中、若狭高浜で大花火大会に遭遇し渋滞の中花火を鑑賞しながら進み、神崎川林道に11:30に到着。満天の星空の下でビールで乾杯ししばし雑談。
 早朝、パラパラとフライシートを打つ小雨の音で目覚め、おまけにたまたま隣に居あわせたL/C100の盗難防止装置の警報音で最悪の目覚まし・・

大きな釜を滝身まで泳いで取り付く
 林道から神崎川の川原まで階段を使って降り、取水堰堤を上流に見て少し下る。前を歩く3人のパーティも同じ谷に入るようだ。
 仙香谷が出合ったところで湯を沸かしてカップうどんとコーヒーの朝食。雨はやんでるが空模様はなんとも怪しい。
 仙香谷に入ってすぐからエメラルドグリーンの淵のお出まし。いきなり泳ぐ、、水温は思ったより冷たくなく、曇り空でも気持ちイイ。

10mは右岸を登る
 ゴルジュの中のトイ状2段10mを滝身まで泳いで取り付き滝の流れの中をシャワーで登る。続く大きく深い釜をもった10mは右岸のバンドを登る。この辺りが谷の核心か?

京やん!泳げや泳げ!!ライフジャケットはGoodかい?
 今日の為に京やんはライフジャケットを買って持ってきた。泳ぎが苦手(らしい)な彼も安心して水と戯れている。

トンボと2条の滝
 今回の大失敗、、3人もいて誰も遡行図はおろか地形図もコンパスも持っていない。。あるのはT氏が持ってる昭文社の山と高原地図のみ、、おまけにオイラは登攀具とヘルメットまでも忘れてきた(^_^; いやぁこれではイカンです。気が緩んでる証拠。言い訳をすると連日の猛暑で仕事から帰っても山行の準備する気力も無く、風呂はいってビール飲んで飯食って寝るだけの毎日だったのだ、、反省反省。

20m前後の滑滝がこの上にも2つ続く
 二俣を右の赤坂谷へ入り、しばらくゴーロを歩くと突然目の前に美しい滑滝が現れる。快適に流れの中を歩く。気分爽快。
 当初の予定ではここら辺りから右の尾根を越えてツメカリ谷に入り、下降して神崎川に戻る計画だったが、植林作業道に迷い込み山中徘徊、、約1時間後(たぶん)小ピークに立った。このピークから見る限りツメカリ谷に降りるのは難しいと判断し、来た道を戻り赤坂谷から仙香谷へと渓を下降し3時過ぎに神崎川本流へ。
 この頃にはまた雨が本降りになっていた。。