三瓶山

9月15日(日) くもり
東の原登山口(7:43)→大平山(8:50)→女三瓶山(9:18)→男三瓶山(10:29)→子三瓶山(12:02)
→孫三瓶山(13:00)→三瓶温泉登山口(13:47)
まさ ちち
神の国の山は不思議な山 親子で男・女・子・孫を縦走?、、一周する。


下手な合成写真でスミマセン
左から順に孫三瓶・子三瓶・男三瓶・女三瓶


東の原 スキー場脇の登山道
 13日夜、丹後を出発し雨の国道9号線を飛ばして道の駅赤碕で仮眠する。
 14日朝、晴天の境港に着き、「水木しげるロード」でゲゲゲの鬼太郎の妖怪見物して2時間以上時間を過ごし(これが結構楽しめた!)、一路出雲の奥の三瓶山北の原キャンプ場を目指す。県営北の原キャンプ場はよく整備された綺麗なキャンプ場だ。予約はしてなかったけどこの季節なのでどのサイトもかなり空いている。料金安めのフリーサイトにテントを設営する。
 三瓶山は火山で、男三瓶山(1126m)を主峰に女三瓶山(957m)子三瓶山(961m)孫三瓶山(907m)が環状(トロイデ型?)に連なっている。噴火口「室の内」の一番低い所には池があり周りの原生林の緑が深い。登山口は4つあり計画段階で迷ったけど東の原から入り反時計回りに各山頂を巡るコースを選んだ。後でこのコースを選んで良かった!!と実感するのだった。
 キャンプ場に残る嫁さんに車で東の原登山口まで送ってもらう。登山口は三瓶温泉スキー場にあり、しばらくこのスキー場の端を歩くのだけどシーズンオフのこの時期は牛が放牧されていて(と言うより牧場が冬はスキー場になるのだろう)よく足元を見て歩かないとでっかい糞を踏むことになるので注意が必要である。スキー場最上部のリフト降り場を過ぎ相変わらず糞が続く道を少し登ると、展望抜群の大平山展望台に着く。女・男・子・孫の展望を楽しみ写真を撮ろうとファインダーを除きながら移動してるとき不覚にも超大物を踏んでしまった(^_^;結局この落し物はアンテナ等の建造物でいっぱいの女三瓶山頂まで続いていた(^_^;。山頂では早くもビールで乾杯してるオジサン達が・・ちょっと早いんでない?オジサンと話しながらの小休止のあと男三瓶山を目指す。お花畑を通り樹林の中の細尾根を歩き、所々岩場を登りガレ場を歩いて笹とススキの広い男三瓶山頂に到着。風が冷たく雲は低いが展望はまずまず。真下にはキャンプを張ってる北の原も手に取るように見える。そして緑の向こうは日本海。軽く食事している間に北の原から登ってきた人がどんどん増えて展望デッキは大混雑に(^_^; やっぱりメジャーな山なんだと再認識する。じっとしてると寒いので上着を着たまま行動再開。子三瓶山に向かう。広い山頂の反対側で突然声を掛けられる。女三瓶の山頂で出会ったオジサンだったが、今度は周りの若者も巻き込んでワインで大ハシャギしていた。勾配の緩い山頂台地を過ぎて道は一気に静かになったと同時に急勾配になり、二人とも転がり落ちるように男三瓶と子三瓶の間のコルに着く。決して登りでは使いたくないルートだったなぁ。ここは西の原から登ってくる登山道との分岐点。階段のつづら折れを再び登り返し広いススキ原の子三瓶山頂に立つ。数クループが昼食を取ってたので少し戻って道脇のベンチで風を避けてカップラーメンの昼食。まさにこの距離はちょっと辛いかなと思ってたけど全然しんどくないらしい。大休止の後はまた急勾配を下ってコルから最後の孫三瓶山目指して登り返す。この辺りから見る室の内は神秘的な雰囲気でまさに言わすとシシ神の森らしい。山頂は分岐となって左へ行けば朝来た大平山を経て東の原へ帰るのだが、雨が降りそうな雰囲気なので三瓶温泉への道標に従って林の中を下る。途中で予想通り雨がパラついたけど本降りにはならず約50分で国民宿舎さんべ荘の前に着いた。バス停で三瓶周遊100円バス(何処まで乗っても100円らしい)の時間を確認するとたった5分前に出たところだった。。惜しい。携帯で迎えを頼み国民宿舎の自動販売機でビールとジュースを買い、バス停に戻って乾杯する二人なのであった。

女三瓶山から見た男三瓶山

男三瓶山から北の原を見る むこうは日本海

子三瓶山(手前)と孫三瓶山

子三瓶山を歩くまさ