宮ノ下川 滝ノ谷
曇り空の下自宅を出発し、氷ノ山の南東側大屋町の日本の滝100選「天滝」と横行渓谷の間にある宮ノ下川を目指す。
中間集落を右に入り細い林道を少し上がると3m滝がかかる滝ノ谷の出合い。3台ほどのスペースに車を止めて遡行準備する。
9時入渓。出合い3m滝の壷でイキナリ腰まで浸かる・・・寒ッ!!
しばらく檜の植林の中の平流を歩くと3段15mが現れる。
下山後の調べによると「間環堂の滝」言う名前があるらしい。
小滝を越えると25m。右を巻く。
続くは2段35m幅広の滝。右から登って飛沫を浴びながら左へ。しかし上段は手も足も出ずまた右に戻って雑木を使って巻く。
植林に囲まれた谷は間伐材で埋まって非常に歩きにくい!!右岸にある小道に逃げたり谷に入ったり、、
しかしまた小滝が次々と出てくる!こりゃホント名前の通り滝ノ谷だぁ。
一つ一つやっつけて出て来たのは3段15m。下段中段はシャワーで直登、上段の斜滝は快適に流れの中を登る。
今日のフィナーレとなったは35m。隣の谷にある天滝に比べ訪れる人はかなり少ないだろうな。
人知れずたたずむ滝を見上げながら大休止。
左のガレを登って雑木を頼りに落口を目指すが、すぐそこに尾根の稜線が・・
う〜ん・・高度計は丁度600m、時間は丁度11時。記録ではこの先は8m滝と小滝で滝場は終わり、とある。
しばらく地形図とにらめっこのあと下山開始と決め、尾根に乗っかって今にも消えそうな薄い踏み跡を辿る。
赤松林と檜の植林が交互する気持ち良い下りだが、最後は急傾斜の植林帯を転げ落ちて川向の民家の飼い犬に吼えられてしまうのであった。。。
泥だらけの格好で中間の集落を歩くこと10分で車には12時20分に到着。